イグアスの滝はブラジルとアルゼンチンの国境にまたがっています。イグアスの滝はイグアス川によって形成され、地球上に素晴らしい自然景観を創り上げています。イグアスの滝では2700メートルにわたり275の滝が落ちています。滝の高さは60~82メートルです。この滝で最も素晴らしいのは「悪魔の喉笛」として知られている滝で(アルゼンチン側からよく見えます)、700メートルにわたり82メートルの高さのU字型にカーブした滝を形成しています。
イグアスの滝一帯では最も湿度が高い時期(空気中に含まれる湿度が80%)の気温は冬が15度、夏が30度です。特に夏の間は蚊よけスプレーを持っていくことをお勧めします。
イグアスという名前はグアラニ語の「イ」(水)と「グアス」(大きい)という言葉に由来しています。滝を形成する源泉から発して滝の後ろ23キロにあるパラナ川に合流するまでのイグアス川は全長1320キロにも及びます。
川幅は500~100メーターで、滝に近いU字型にカーブしたところでは川幅が1500メートルに及びます。
毎秒1500立方メートルの流動率を誇る川は、広大な2つの弓型を形成しており、川の流動により異なる160~260もの小滝が2700メートルにわたって連なっています。
滝の大部分はアルゼンチン側にありますが、ブラジル側では滝の正面からゆったりした眺めを楽しむことができます。
イグアスの滝は1984年にユネスコの世界遺産に登録されています。イグアスの滝全体がアルゼンチン(イグアス国立公園)とブラジル(イグアス国立公園)の国立公園の中に入っています。
イグアスの滝は1542年、スペイン人探検家アルバロ・ヌニェスによって発見されました。