コロンビアの気候：コロンビア旅行のベストシーズン

コロンビアは赤道に近いために、年間を通して気温はほぼ安定していますが、標高によって気温が変わります。

カリブ海沿岸の気候は暑く熱帯性で、雨季は5月から11月です。年間降水量は2000～2500ミリで気温は約25度です。東に向かうにつれて乾燥した気候になります。

コロンビア北東の端にあるグアヒーラ半島の気候は乾燥した一種のサバンナで、4月から10月、11月にかけて雨が降ります。一方、カリブ海の他の地域は乾燥しており、年間降水量は270ミリ、平均気温は27度となります。

太平洋岸は1年を通して雨が多く湿度の高い熱帯性気候で、世界で最も雨量の多い地域になっています。年間降水量は3000～6000ミリにも達し、年間平均気温は23度です。太平洋岸の南の方では短い期間ですが、数か月の乾季があります。

アンデス山脈一帯は、全般に2つの雨季と2つの乾季に分かれます。2つの雨季は4月から7月と9月から11月、２つの乾季は12月から3月と、もう少し期間が短く乾燥度も低い7月から8月です。気候はアンデス山脈の標高によって異なります。

コロンビアは全般的に３つの気候帯に分かれます。標高900メートル以下のティエラ・カリエンテ、標高900～2000メートルのティエラ・テンプラーダ、標高2000～3000メートルのティエラ・フリアです。コロンビアのアンデス山脈の大部分の地域は後の２つの気候帯に属しています。

ティエラ・テンプラーダの気候は18度から24度で、年間降水量は1000～2500ミリ、２つの乾季は1月から3月までと6月から9月までになります。

ティエラ・フリアは標高2640メートルのコロンビア首都ボゴタのある地域で、4～5月、9～12月の２つの雨季があり、年間降水量は1000～2000ミリ、年間平均気温は10～17度です。

ロスジャノスという名で知られる中央北部の高原には２つの気候があります。12月から3月までの乾季と2月から11月までの雨季です。この地方の年間降水量は1000～18800ミリで、平均気温は約23度です。

コロンビアのアマゾン一帯は年間を通じて高湿度多雨の気候で、年間降水量は2500ミリです。年間平均気温は約23度です。

コロンビア旅行のベストシーズンは12月から3月までの乾季または7月から8月にかけてです。